https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20180813/4030001039.html
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20180813/movie/4030001039_20180813190529.html?movie=false
県西部に伝わる伝統芸能、「石見神楽」の面を作る体験教室が浜田市で開かれました。
この体験教室は地元の若手芸術家のグループが、郷土の伝統芸能に興味を持ってもらおうと企画しました。
会場には５年前に廃校になった浜田市旭町の旧木田小学校が使われ、お盆に合わせて帰省した家族連れなどが集まりました。
講師役は市内で４０年にわたって「石見神楽」の面作りに携わる職人が務め、参加者たちは実際の神楽で使われるものより小さい飾り用の面の制作に挑戦しました。
石見神楽の面は、他の地域の神楽で一般的に使われる木彫りではなく、地元に伝わる手すきの和紙、石州和紙で作られているのが特徴です。
参加者は、一度色を塗ったらやり直しがきかないことから、筆先に神経を集中させながら絵の具を塗り、「般若」や「天狗」、それに「きつね」といった面を仕上げていきました。
兵庫県から帰省している大学生は、「神楽を見たことはありましたが作るのは初めてなので貴重な経験になりました」と話していました。
