総踊り
2018年8月14日 23時23分
 日本政府は、韓国の文在寅大統領が記念式典に出席したことや、演説の内容について「慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決を確認した日韓合意に反する」(外務省幹部)と受け止めている。外務省と在韓国日本大使館は14日、日韓合意を着実に実施するよう外交ルートで韓国側に申し入れた。

一方、文氏が演説で日本への批判をほとんどせず、追加措置要求もなかったことについては一定程度、評価している。今年は1998年に小渕首相と金大中キムデジュン大統領(当時)が未来志向の日韓関係を目指す「日韓共同宣言」に署名してから20周年の節目の年だ。日本政府関係者は「両政府ともに関係改善を進めたいと考えており、文大統領は演説で配慮したのではないか」と指摘した。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20180814-OYT1T50102.html