専門的な授業(コースや過程は除く)を受けた司書は毎年一定数輩出されてはいるけど
そういうプロフェッショナルは数年で現場を辞めてく
理由は、高度な専門知識が必要なうえにサービス業的な接客技術も必要で、さらに意外と重労働(本はとにかく重い・埃っぽい)
そのわりにギャラが低すぎるからだ
要するに、割に合わない仕事

こんな仕事に最終的に残る奴は他で使い物にならない奴
本は好きだけど小説が好きで学術書なんて捨ててもいいとか
自分の担当だけ愛していて他の棚なんかどうなってもいいとか
フェチというか偏執的な人間ばかりが残る
それが今、現場にいる「司書」だ