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2018/08/21(火) 06:30:05.40ID:CAP_USER9学園が寄付金の使途について一部寄付者に虚偽説明をしていたことが関係者への取材で分かった。
寄付した法人が税制上の優遇措置を受けられる「受配者指定寄付金制度」で集めた4353万円は、学園運営の高校の外壁工事に充てられるが、銀行預金として保管すると説明していた。
学園は2018年6月、同制度を使って寄付した37法人に対し、集めた寄付金を学園が運営する高校の外壁補修工事に使うことを説明したが、他の寄付者には同年7月、「志明館便り」と題した文書を郵送。
同制度で集めた寄付金について「制度を所管している日本私立学校振興・共済事業団から博多学園が資金を受け取り、銀行預金として厳重に管理いたします」と事実と異なる説明をしていた。
学園は小学校建設費だけで30億円を見込み、このうち20億円を寄付金で集めようと同制度などを活用。他の方法も含めて今年8月8日現在で8611万9000円を集めた。
同制度で集めた寄付金は、募集期間の3年以内に県の開校認可を得なければ開校資金に充てられず、国への寄付金や既存校の改修費用などに使うよう文部科学省の通知で定められている。
学園は19年3月までに開校認可を受けなければならなかったが、17年2月に同市での開校計画の頓挫を県に報告。
学園は同制度で集めた寄付金4353万円を高校の外壁補修工事に充てることを決め、18年7月から工事に着工した。
学園の担当者は「制度を活用して寄付した37法人にはきちんと説明しており、制度以外の方法での寄付者は関係ないので省略した説明になった。
寄付金は既存校の外壁工事に充てるが、同額は学園が捻出して銀行預金にすることになる」としている。
2018年8月21日 03時00分 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180821/k00/00m/040/191000c