■在日朝鮮人はどのようにして日本に密入国したか? ■

朝鮮半島の南に浮かぶ火山島・済州島で1948年4月3日、
米軍政下で南朝鮮での単独選挙に反対した共産主義の島民が武装蜂起したことを
きっかけに、軍、警察などによる一連の島民虐殺事件が起きた。
いわゆる「済州島4.3事件」の勃発である。
朝鮮民族同士で殺しあった「4.3」事件の際、
「3万人から6万人の一般人を巻き込んだ島民が虐殺され、
4万人以上が日本に密入国して逃れたという」
(米国公文書の秘密文書を調査したブルース・カミングス・シカゴ大学教授)

◆「密航4ルートの動態 日韓結ぶ海の裏街道 潜入はお茶のこ 捕わる者僅か2割」

 朝鮮南北戦争の拡大によって憂慮されることは、南鮮避難民の日本への殺到だ。終戦以来、“悩みのタネ”
となっているこの密入国は、今次の戦乱で明日にでも、どっと押寄せてくる危険がある。
(略
 これら4ルートを通じて終戦後、我国に不法入国した朝鮮人の総延人員は約20万から40万と推定され、
在日朝鮮人推定80万人の中の半分をしめているとさえいわれる。

昭和25年(1950年)6月28日(水)付産経新聞朝刊
http://www.clash-j.net/memo/korea06.html