いや、旦那はなかなかの男だったんじゃないかと思う。

初期のエッセー三冊ほどは、出版年度は旦那と離婚した後のものだが、
内容的に結婚しているときに書かれたものじゃないかと思う。
自虐ネタに絞って書かせたのは旦那だという話も聞いたことがある。

明らかに離婚の後に書かれたものはロクなものがない。
変な取り巻きとの変な会話とか。金持ち自慢みたいのとか。
実家家族を田舎から呼んだりもしてるが、どうも清水の頃とちがって
精彩がない。親が豪邸でオタオタしている感じも何か痛い。


旦那(前夫)は漫画の細かいところまで口を出したらしいが、それなら
エッセーにも口を出しているのだろう。編集のセンスはかなりあったと
思われる。