0001ニライカナイφ ★
2018/09/07(金) 21:16:21.75ID:CAP_USER9成果は国際科学誌電子版に掲載された。
コロブス類にはテングザルやキンシコウ、ジャワルトンなどがいる。
これまでの研究で、苦味にも鈍感なことが判明しており、味覚があまり機能しないように進化した可能性があるという。
チームによると、コロブス類は主に樹上で生活するが、甘く熟した果物をほとんど食べない。
甘いものを好む他の霊長類や鳥類との競争を避け、独自の嗜好を形成していったとみられる。
研究では、味の好みを調べようと、コロブス類の遺伝子を利用し、甘味を感じるタンパク質(受容体)をシャーレ上で作製。
糖類を加えても、この受容体が反応を示さなかったため、甘味を感じにくいことが分かった。
雑食として知られる、近縁のマカク類のニホンザルは、同様の実験の結果、人と同じぐらいの甘味感覚を持っていた。
食の好みを明らかにすることで、特殊な食生活を送る動物の保全に役立てられるという。
http://www.sankei.com/west/news/180907/wst1809070080-n1.html