1955年にアメリカのAMPEXが世界最初のVTRを発売した時は
当時の価格で3千万円。大きさもタンス2つ分くらいあった。
その10年後の1965年、SONYは家庭用として必要な最低限の機能を
設定し、パワートランジスタを使わない、サーボを可能な限り単純化する、
モーター一台でテープ走行からヘッドの回転まですべての動力を賄うなど
様々なアイデアと技術を駆使して、大きさは普通のテープレコーダー並のVTR、
CV2000を19万8千円で発売した。
本当の進歩やコストダウンとはこういうことだ。
韓国はまだしも、中国がなぜこんな大型液晶テレビを
こんな価格で提供できるのか?
新たな技術やアイデアでも考え出して実現した価格なのか?