>>796
被害弁護団に漂う手詰まり感は拭えない。スマートデイズはスルガ銀行に提出する預金通帳のコピーなどの書類を偽造していたが、その事実を契約時点で知っていたオーナーも複数存在する。司法が捜査に着手すれば、弁護団が守るべきオーナーにも捜査の手が及びかねない。
株主代表訴訟にしても、その趣旨は株主が会社に代わって役員の法的責任を追及することであり、仮に勝訴しても賠償金はスルガ銀行に入るため、オーナーが救われるわけではない。賠償によって株式の価値が上がったとしても、利益を享受するのは株主であるオーナーだけだ