2018年09月14日 13:41
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2018/09/14/kiji/20180914s00042000165000c.html
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ガス管が爆発して炎上するローレンスの民家(AP) Photo By AP

 米マサチューセッツ州ボストン近郊のローレンス、アンドーバー、ノース・アンドーバーの3地区で13日、天然ガスの供給管が破裂。数十件の爆発が連続して発生し、崩壊した煙突の下敷きとなった車の中にいた18歳の男性が死亡した。AP通信によれば少なくとも10人が負傷。39軒の民家が炎上し、ローレンスでは爆発による煙が立ち込めて視界がほとんどなくなった。

 同日夜までに鎮火したものの、延焼を防ぐために各地区とも停電。アンドーバー消防局のマイケル・マンフレッド署長は「アルマゲドン(映画のタイトル=本来の意味は終末期における最終戦争)のようだった。ローレンスからは煙の“大波”、アンドーバーからは前にも後ろにも煙の柱が見えた」と語っていた。

 なお爆発の原因は「ガス管の過度の加圧」と見られている。