動物園で「コオロギ相撲」 埼玉 狭山
2018年9月16日 20時17分
オスの縄張り意識を利用した「コオロギ相撲」が埼玉県狭山市で開かれました。
この催しは、狭山市の「智光山公園こども動物園」が毎年開いていて、16日は親子連れなどおよそ80人が集まりました。
「コオロギ相撲」は、縄張り意識があるオスどうしを競わせるもので、最後に威嚇のために鳴いたほうが勝ちとなります。
用意された体長3センチほどのフタホシコオロギのオスを1匹ずつ選び、土俵に見立てた砂を敷いた透明なケースに入れてコオロギの触覚を刺激して中央の仕切りが取られると、激しくぶつかり合っていました。
参加した子どもたちは、自分たちが選んだコオロギが羽を震わせて鳴くと、歓声をあげていました。
参加した男の子の1人は「全部、勝っていますが、勝ってコオロギが鳴いたらうれしい気持ちになりました」と話していました。
また、30代の男性は「今回、初めて知りました。今度、家の近くでコオロギを見つけたら家族で楽しんでみたいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180916/K10011632931_1809161957_1809162017_01_02.jpg