https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180928-00000089-mai-soci

 紅白歌合戦の2016、17年の責任者を務めたNHK制作局エンターテインメント番組部元部長の50代の男性職員が、NHK局内の女性職員にセクハラ行為をしたとして今年8月、停職3カ月の懲戒処分を受けていたことが分かった。

 男性職員は音楽番組などに長く携わっており、これまでに紅白歌合戦のチーフプロデューサーなどを歴任した。紅白歌合戦の出場者や司会者の選定に関わっていたという。

 関係者によると、NHKは内部調査の結果、セクハラ行為があったと認定。今年6月に別の局に異動となった。男性職員は毎日新聞の取材に対し「広報を通してほしい」と答えた。

 NHK広報局は「NHKは『ハラスメント防止規程』を定め、厳格に対応しています。セクハラに該当する行為があれば、内規に従って厳正に対処しています」とコメントしている。【井上知大】