◇山口の道の駅に1週間滞在 支配人の頼みに気軽に応じて

 大阪府警富田林署から逃げた樋田淳也(ひだ・じゅんや)容疑者(30)=加重逃走容疑で再逮捕=が、山口県周防大島町の道の駅「サザンセトとうわ」に約1週間滞在していた。道の駅の支配人の記念撮影にも素顔をさらして気軽に応じ、「必ず日本一周を達成します」などと記した置き手紙も偽名で残していた。府警は、自転車旅行者であることを大胆に装うことで、逃走の発覚を免れようとしていたとみて調べている。

 支配人の岡崎竜一さん(54)によると、樋田容疑者は9月18日朝に自転車で道の駅を訪問。「日本一周中で、3カ月前に和歌山を出発した」と話し、近くの海で素潜りして牡蠣(かき)などを取って楽しみ、26日まで宿泊したという。9月初旬に香川県観音寺市で出会った男(44)も一緒にいたという。日本一周を応援しようと、岡崎さんが記念撮影を提案すると、樋田容疑者は素顔をさらして気軽に応じた。普段は常にサングラスをしていたという。

 道の駅を立ち去る際、樋田容疑者は岡崎さん宛てに置き手紙を残した。「周防大島での最高の思い出ができた。この旅でいろいろなことを学び、今後の生活の糧にしたい。頂いた声援をパワーに、日本各地を走り抜ける」と記載。結びには、「和歌山発クロスバイクで日本一周出会い旅」「写真第1号櫻井潤弥より」と偽名が使われていた。

 一方、樋田容疑者は山口県周南市の道の駅で万引きしたとして現行犯逮捕される前日、約50キロ南東に離れた同県上関町の道の駅「上関海峡」でも、1日4回以上、食料品を万引きした疑いがあることが明らかになった。樋田容疑者とみられる男が少なくとも4回来店。店内の防犯カメラには毎回、食料品を服の中に隠すなどして万引きする様子が映っていた。被害品はたこ飯や天ぷらなど7点(約1800円相当)に上るという。

 府警は、樋田容疑者が野宿などをしやすい道の駅を使って長期間逃走していたとみて、詳しい経緯を調べている。【村田拓也、伊藤遥、土田暁彦】


10/1(月) 12:24配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000047-mai-soci

自転車で道の駅を訪れた樋田淳也容疑者=山口県周防大島町で2018年9月25日、岡崎竜一さん提供
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道の駅を訪れた樋田淳也容疑者が支配人の岡崎竜一さんに宛てた手紙のコピー。「最高の思い出ができました」などと謝意をつづった
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★1が立った時間 2018/10/01(月) 12:50:31.60
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