>>558
名古屋城で大切なのは、木造ではなく石垣
それを河村がわかってなくて
国からも現状では無理と言われている


名古屋城新天守、完成遅れる可能性 石垣の安全性に異論
https://www.asahi.com/articles/ASL7S4QY3L7SOIPE01L.html

 名古屋城は国特別史跡のため、天守の解体・建築を伴う木造化には文化庁の許可が必要だ。
「石垣部会」の了承は、許可の条件の一つとされている。市はこの日の部会で了承を得て国に報告し、
今秋に文化庁の許可を得ることを見込んでいたが、部会の了承が得られなかったことでほぼ絶望的だ。

 「部会との齟齬(そご)なんて全然あらせん」。河村たかし市長は部会後、報道陣にうそぶいた。
市は部会の了承がないまま、今月中に国に報告する方針だが、文化庁の担当者は取材に対し、
「当然、部会の賛同を得てほしい。(そうでなければ)正式な書類として受け取るのは難しいのではないか」と話す。
文化庁の許可は早くても来年5月となる可能性が高い。

 なぜ専門家の了承が得られないのか。

 名古屋城天守台の石垣は加藤清正が築き、高さは約20メートル。
1612年の築城時から残り、石垣部会では「名古屋城の本質的な価値は石垣だ」との意見が大勢だ。
部会委員の千田嘉博・奈良大教授(城郭考古学)は「市の発掘調査で、現在の石垣は安定していないことがわかってきた。
私たちは追加調査を市に求めていて、これが完了しなければ了承は出せない。少なくとも2年はかけて石垣の保全工事をするべきで、
市が無理に木造化を進めようとすると、逆に文化庁の信頼を失ってしまうのではないか」と話す。