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朝鮮通信使の真実2



「雨森芳洲」 上垣外憲一 1989年 中公新書
◇新井白石の朝鮮観 (江戸中期の儒学者・政治家 1657〜1725)

日本に送られてくる通信使は、日本向けには将軍の襲位祝賀をうたいながら、
朝鮮の文献を読んでみると、敵情探索を目的としている。これは恩義を忘れたものである。

大体、朝鮮は信義のない国であって、明が清に攻められた時も一人の援兵も送ろうとしなかったではないか。
「夫朝鮮狡黠多詐、利之所在、不顧信義、蓋○狢之俗、天性固然」
(朝鮮人は狡猾でいつわりが多く、利のあるときには信義をかえりみない。

狢(むじな=タヌキの異称)の類の風俗は、天性からしてそうなのである 「国書復号経事」)。