政府は、天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴う一連の儀式を統括する式典委員会(委員長・安倍晋三首相)の設置を10日に閣議決定する方針を固めた。週内にも初会合を開き、各府省庁による準備作業を本格化させる。複数の政府関係者が7日明らかにした。

 天皇陛下は来年4月30日に退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位する予定。これに伴い、4月30日から秋にかけ、退位礼正殿の儀、剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀、即位礼正殿の儀などの儀式が憲法上の国事行為として催される。

 式典委は内閣に設置され、各府省庁の準備作業の司令塔となる。当面は月1回程度のペースで会合を開き、各式典の詳細を定めた大綱の内容を詰める。 【時事通信社】

2018年10月07日 15時45分 時事通信
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