【経済裏読み】
世界のインバウンド伸び率、沖縄・京都・大阪が上位3位まで独占

海外から来た観光客でにぎわう那覇市の国際通り
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多くの外国人観光客が訪れる京都の観光名所、伏見稲荷大社の千本鳥居 =2017年9月、京都市伏見区(寺口純平撮影)
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多くの外国人観光客が訪れる京都の観光名所、伏見稲荷大社の千本鳥居 =2017年7月、京都市伏見区(浜坂達朗撮影)
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外国人観光客の人気スポットになっている大阪城公園 =10月1日、大阪市中央区(前川純一郎撮影)
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外国人観光客が数多く訪れる大阪・ミナミの道頓堀周辺 =2018年9月、大阪市中央区(渡辺恭晃撮影)
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「2018年世界渡航先ランキング」のうち、急成長渡航先のトップ50を示す資料。沖縄、京都、大阪がトップ3を独占した(マスターカード調べ)
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「2018年世界渡航先ランキング」のうち、渡航者数のトップ50を示す資料。東京が8位、大阪が19位、北海道が33位にランクインしている(マスターカード調べ)
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産経2018.10.9 11:00
http://www.sankei.com/west/news/181009/wst1810090005-n1.html

ザックリかいつまんで
●沖縄のインバウンド増加率、8年間で14倍に、増加率番付上位は日本の都市だらけ
●17年のインバウンド人数は増加率こそ劣るがもともとの人数が多い東京が日本一で世界8位1193万人
●都市間競争さらに激化 IT情報提供サービス充実が課題


 観光立国を掲げる日本で、訪日外国人旅行者(インバウンド)の伸びが世界トップクラスであることがデータで浮かび上がった。クレジットカード運営の米マスターカードが9月末に発表した「2018年度世界渡航先ランキング」によると、過去8年間の渡航者数の成長率を比較する「急成長渡航先ランキング」で沖縄、京都、大阪が1〜3位を独占。北海道が7位、東京が11位に食い込むなど、他の国々を圧倒した。17年の渡航者数は東京が8位、大阪が19位だった。

 急成長渡航先ランキングは、09年から17年にかけての渡航者の年平均成長率を示す数値だ。トップ10と、50位以内に入った日本の都市は次の通り。

1位:沖縄 39.2%
2位:京都 27.8%
3位:大阪 23.6%
4位:成都(=チェンドゥ、中国) 21.6%
5位:廈門(=アモイ、中国) 20.5%
6位:プーケット(タイ) 18.5%
7位:北海道 18.4%
8位:アブダビ(アラブ首長国連邦) 18.2%
9位:ハノイ(ベトナム) 17.7%
10位:コロンボ(スリランカ) 16.9%
11位:東京 16.3%
35位:千葉 8.5%


 一方、各都市への渡航者数(人数)のランキングトップ10と、50位以内に入った日本の都市は次の通り。10位以内にアジアから5都市がランクインした。

1位:バンコク(タイ) 2005万人
2位:ロンドン(イギリス) 1979万人
3位:パリ(フランス) 1744万人
4位:ドバイ(アラブ首長国連邦) 1579万人
5位:シンガポール 1398万人
6位:ニューヨーク(アメリカ) 1313万人
7位:クアラルンプール(マレーシア) 1258万人
8位:東京 1193万人
9位:イスタンブール(トルコ) 1070万人
10位:ソウル(韓国) 984万人
19位:大阪 842万人
33位:北海道 566万人

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