子孫の河井弘安さん(中央)らが手を合わせ、継之助の遺徳をしのんだ法要=7日、長岡市東神田3
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150年前の戊辰戦争で長岡藩を率いて新政府軍と戦い、戦死した河井継之助の法要が7日、長岡市の寺で営まれました。

河井継之助の墓がある長岡市の栄凉寺では、毎年、10月1日の命日に近い日曜日に法要が行われていて没後150年となることしは、継之助や長岡藩士の子孫などおよそ70人が参列しました。

参列者は住職のお経に合わせて1人1人焼香したあと、境内にある継之助の墓の前で手を合わせていました。

河井継之助は、幕末の混乱期に長岡藩の家老を務め、藩の自主独立を目指して軍事力の強化に取り組みましたが、戊辰戦争で新政府軍と戦って敗れ、いまの福島県で戦死しました。

河井継之助をめぐってはその生涯を描いた司馬遼太郎の小説「峠」が2020年に映画化される予定で地元の長岡市でも撮影が行われています。

河井継之助の姉の子孫の河井弘安さんは「映画化が実現してよかったです。戊辰戦争を戦った継之助の判断をいまの価値観から評価することは難しいですが、多くの人に先祖のことに関心をもっていただき感謝しています」と話していました。

新潟日報 2018/10/08 17:44
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NHKニュース 10月07日 16時11分
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