富山交番襲撃、元自衛官を再逮捕へ…容体が回復
2018年10月10日 00時58分
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181010-OYT1T50001.html

 富山市で6月、2人が死亡した交番襲撃事件で、富山県警は、元自衛官島津慧大けいた容疑者(22)(富山県立山町)を強盗殺人などの容疑で10日にも再逮捕する方針を固めた。島津容疑者は警察官に腹部を撃たれて入院していたが、退院できるまで容体が回復し、取り調べに耐えられると判断した。

 捜査関係者によると、島津容疑者は6月26日午後2時頃、富山市久方町の富山中央署奥田交番裏口付近で、稲泉健一警部補(当時46歳)(殉職後2階級特進し警視)を刃物で刺殺し、腰に着装されていた拳銃を奪った疑いが持たれている。この直後、島津容疑者が奪った拳銃を使い、近くの市立奥田小の正門付近にいた警備員中村信一さん(同68歳)を射殺した容疑についても県警は捜査を進める。
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