国が朝鮮学校を高校授業料無償化の対象から除外したのは不当な差別で憲法違反にあたるとして、大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)を運営する学校法人「大阪朝鮮学園」(大阪市)が処分の取り消しなどを求めた訴訟で、逆転敗訴となった大阪高裁判決を不服として、原告側が10日、最高裁に上告した。

9月27日の高裁判決は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)から「教育の自主性をゆがめるような支配を受けている疑いがある」と認定。当時の文部科学大臣の判断に「裁量権の逸脱や乱用はない」と判断した。

https://www.sankei.com/smp/west/news/181010/wst1810100020-s1.html