大谷選手への思いが高じてしまったのでしょうか。6月、北海道浦河町の商業施設で、大谷翔平選手の等身大パネルが盗まれた事件で、同じ町に住む無職の男が逮捕されました。

 鎌田祐輔記者:「大谷選手の等身大パネルほぼ無傷で戻りました」

 窃盗の疑いで10日逮捕されたのは、浦河町の無職・佐藤嗣容疑者(56)です。

 佐藤容疑者は今年6月、町内の商業施設に展示されていた、大谷選手の等身大パネルを盗んだ疑いが持たれています。

 大谷選手は2015年のファイターズ時代、浦河町の応援大使を務めていました。

 鎌田祐輔記者:「図書館の本およそ60冊を滞納していた佐藤容疑者。今年8月、図書館職員が本人の許可を得て回収しにいくと、押し入れの中で大谷選手が横になっていたということです」

 「(押入れの)ふとんとふとんの間に、挟まっているような形で」「しっかりと見えなかったが、もしかしたらと」「とりあえずほっとしたというのが一番の気持ち」

 浦河町民:「皆心配していたので見つかってよかったです」

 佐藤容疑者の部屋には大谷選手のポスターやカレンダーなどもあり、ファンだった可能性があります。

 調べに対し佐藤容疑者は容疑を認めていて警察が動機と余罪を調べています。

 一方、パネルは10月中にも教育委員会に返却されるということです。

 教育委員会職員:「ホッとしている」「また展示したい」

2018年10月10日19:00
北海道ニュースUHB
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