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冷戦の終焉からの中国の台頭(そしてキリスト教化、民主化の失敗)の流れは日本の命運を握っている

冷戦期にアメリカが(近隣窮乏化政策となる)大量の貿易赤字を垂れ流したのは、ソ連との戦争のために同盟国が自ら防衛するための軍備を強化させるためだった

中国については、歴代米政権は中国の市場解放とそれに伴う平和的な共産主義解体とキリスト教化
を狙っていたということだろうが、失敗と判断した大統領が生まれたことで
方針が180度転換された(ロシアで成功したキリスト教化さえも中国では失敗)

今まで日本は従米派という、偽情報から作り上げた幻想空間(ファンタジー)においての親米を展開する集団と、アメリカが
本来望む形の自由主義(自由と正義)を掲げる日米同盟の現実を直視した親米派の2つの潮流があった

従米派はアメリカが反自由主義である全体主義・反キリスト教的で自由を抑圧する体制を肯定したと自己洗脳するデマと陰謀論に染まり
度々アメリカから戦前回帰や非民主的で反自由主義的な体制批判を受けても、そのたびに○○大統領、○○長官は反日!○○の陰謀!親日アメリカ人よ目を覚ませ!
といって現実から目をそむけデマを捏造し続けた結果、アメリカの認識とかけ離れた反自由主義(偉大で尊敬を集める戦前日本像という幻想) で
反キリスト教的な奇形妄想民族主義が誕生した。実際のところアメリカからすると失笑どころの騒ぎではない

アメリカが考える防衛すべき国家とは自らリーダーであると自認してきた自由主義(自由と正義)とキリスト教(イスラエルを除く)の価値観を共有する国家である

https://www.nytimes.com/interactive/2017/02/03/upshot/which-country-do-americans-like-most-for-republicans-its-australia.html
「Places Americans say are allies」
Canada
Australia
UK
France
Ireland
Italy
Germany
Sweden
Norway
Switzerland

日本(民主党支持層と共和党支持像の合算で21位)とサウジアラビア(120位近辺)がリストの上位に入らないのは驚くに値しない
(考え方によっては悪い数値でもないが小国より低い)

従米派はひたすらアメリカを自らの都合の良いように利用する立場を貫いてきた(アメリカ人とキリスト教的価値観を守ろうとしようなど微塵にも感じてないだろう)
この意味で従米派は、反米と本質的に変わらず、反米予備軍とも言える
ただアメリカが求める本質的な改革を拒否する以上は、同盟を維持するためにはアメリカの要求を平身低頭で受け入れる覚悟が必要となる

対して親米派はアメリカが求めてきた自由主義化、キリスト教化が日本の安全保障、経済発展に必須という
前提に立つ。国家主義、国家社会主義は労働集約産業の過去の遺物であり、自由主義化を早期に行わなければ
猛烈な速度で形骸化していく旧産業から知識集約産業であるソフトウェア産業にシフトに失敗し、自由競争に負けジリ貧となり国が崩壊するという立場だが
それ以上にキリスト教国、自由主義国となることで、アメリカの保護対象に入り対等な同盟関係を築けると考えるわけだ