樋田容疑者の一面 同行男性語る

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20181010/4060001260.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

大阪の警察署から逃走し、逮捕された樋田淳也容疑者と一緒に行動していた男性が取材に応じ、
「食材に金をかけ、駄菓子や釣りざおなどを買うなど、金遣いは荒かった」
と同行中の様子を話しました。

樋田容疑者と一緒に行動していた男性は10日午前、山口市内で報道陣の取材に応じました。
それによりますと、男性はことし8月下旬、香川県の道の駅で樋田容疑者から
「日本を1周している。一緒について行っていいか」と声をかけられたということです。

その際、樋田容疑者は男性と同じ和歌山県出身と話し、しばらく一緒に行動したあといったん別れましたが、
9月3日に広島県の道の駅で合流し、自転車で広島市や岩国市などを訪れ、原爆ドームや「錦帯橋」、
それにアメリカ軍岩国基地に立ち寄ったということです。

樋田容疑者は「淡路島にフェリーで行き、しまなみ海道を渡って愛媛に入ったと話していた。
警察で事情を聞かれて思い出したが、サクライジュンヤと名乗っていた」と話しました。
樋田容疑者の印象は
「人なつっこくて子どもっぽい。よくしゃべるのでうっとうしいと感じるようになった」
と述べました。

また、みずからについて
「父親はいないが母親と一緒にいる。ボランティアなどに参加したこともある」
などと話していたということです。
同行中の様子については
「肉や米、野菜といった食材のほか駄菓子や釣りざおなども買っていて、金遣いは荒かった。
ずっとサングラスをかけていたので、失礼だから外せと言ったがそれでも外そうとしなかった」
と話しました。

また、男性は大阪で容疑者が逃走した事件について知っていたものの、
2人の間で話題にのぼることはなかったということです。

樋田容疑者対し、男性は
「逃走の身で日本1周のふりをされたら同じような人に迷惑がかかる。それが腹立たしい」
と述べました。
男性は和歌山県で、置いてあった他人の自転車を見つけて旅をしていたとして、
9月30日に占有離脱物横領の疑いで警察に逮捕され、10日、処分保留で釈放されています。

10/10 19:55