>>315
金融音痴W
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日本は世界に先駆けて、量的金融緩和を2000年代初頭から断続的にやって来ていた。

量的金融緩和は、やればやるほど、
金利が低くなり資産を中央銀行が保有することになるので、
リーマンショックなど不況になる時に、
金利を下げて一時的には景気を刺激するなど中央銀行は『金融政策を打てなくなる』。

つまり、中央銀行は機能不全の状態に陥ってしまう。
端的に言うと、中央銀行が死んでいる状態になってしまっている。
(これが、量的金融緩和の大きなデメリット。)

*だから、アメリカのFRBや連銀は、量的金融緩和を止めて出口に向かうために、
金利を上げたり、連銀が保有する資産を減らそうとして来ている。
(それが現在のアメリカの金利高の要因の一つとなり、
金利が高くなると、景気や経済を悪化させるので、
現在ダウが下落し、それに連動して日本の株価も下落している要因の一つだろう。)

*ということを白川総裁や黒田総裁は、

「(量的金融緩和など)金融政策は、一時的に景気を刺激出来る。

しかし、日銀や金融政策には限界もある。」

という言葉で日本の政権や政府、国民に警鐘を鳴らして来ている。