10/11(木) 10:18配信
デーリー東北新聞社

 岩手県は10日、二戸保健所管内の10〜70代の女性3人が、採取したクサウラベニタケをシメジと誤って食べ、食中毒を発症したと発表した。既に全員回復しているという。県内の毒キノコによる食中毒は2年ぶり。

 県県民くらしの安全課によると、3人は家族で、8日にキノコを煮物にして食べたところ、すぐに嘔吐や下痢などを発症した。2人が医療機関を受診し、うち1人が入院した。

 医療機関から通報を受けた保健所が調査し、残ったキノコや患者の症状などから、毒キノコによる食中毒と断定した。

 同課は「確実に食用と判断できないキノコは絶対に採らず、食べたり人にあげたりしないでほしい」と呼び掛けている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00010001-dtohoku-l03