大阪府警富田林署から逃げ、加重逃走容疑で再逮捕された樋田淳也容疑者(30)が、逃走中に使っていたリュックやテントを神戸市内の商業施設で調達したとみられることが11日、府警などへの取材で分かった。立ち寄ったのは逃走8日目の8月19日で、四国に渡る前の行動が初めて判明。府警はさらに逃走ルートの解明を進める。
 府警によると、身柄確保時に所持していたリュックの製造番号を調べたところ、神戸市垂水区の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」内の店で8月19日に販売したものと判明。従業員も、樋田容疑者によく似た男が購入したと証言した。
 所持品のテントも、この施設の別の店舗に陳列されていた。8月中旬に盗難が分かり、店が被害届を出していた。府警は樋田容疑者が自転車旅での逃走を計画し、必要な道具を入手したと判断。他の所持品についてもホームページで公開し、盗難被害などの情報を募っている。

(2018/10/11-18:29)
時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018101101084&;g=soc