>>401

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/時間
仏教
物事はすべて移ろい行くものであり、不変な存在などない(諸行無常)というのが仏教の根本的な認識である。
アビダルマではこれを「すべての存在は極分化された一瞬にのみ存在し、瞬間毎に消滅する」(刹那滅)という思想として展開した。
従って、計測される時間の外にある。龍樹に代表される空観における時間もまた、計測時間の外で現在意識を軸に考察されている。

キリスト教(アウグスティヌス)
過去や未来が在るとすれば、それは《過去についての現在》と《未来についての現在》が在るのである。
過去についての現在とは《記憶》であり、未来についての現在とは《期待》、そして現在についての現在は《直観》だとアウグスティヌスは述べる。
時間とは、このような心の働きなのである。「神は世界創造以前には何をしていたのか?」と問う人がいるが、アウグスティヌスによれば、
こうした問いは無意味である。なぜなら、時間そのものが神によって造られたものだから、創造以前には時間はなかったのである。
神は永遠であり、過ぎ去るものは何もなく、全体が現在にあるのである。