中国の下げ幅が一番大きい。中国が一番の被害者だ。
リーマン後に膨らませたバブルが、米国の緩和マネーの引き上げと、利上げで弾けよう
としている。
今年の春あたりから新興国に兆候は出ていた。アルゼンチンはその典型だ。
中前国際経済研究所代表、中前忠「新興国の成長で利益を得ていたアップル等米企業
の決算が悪化した時、今度は米国の株価バブルが弾ける。
リーマン後の不況を次のバブルを起こして乗り越えたツケを払うことになる。」
中国はこれに加えて、国内で過剰投資、投機を行い、莫大な負債を抱えている。
リーマン後、中国の民間だけで債務は20兆ドル、2200兆円膨らんだ。
これは、この間の世界債務増加額の約60%を占める