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>江島潔議員

江島の国会デビューはこれかな?



2014.06.09 国会(参議院決算委員会)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/186/0015/18606090015010a.html
○江島潔
次は、捕鯨について質問をさせていただきます。
日本は、もちろん鯨の肉を食べるという長い長い歴史を持っている国でございます。
そして、私の出身の山口県は、全国各地にある沿岸の伝統捕鯨の歴史を有する町ももちろんあるんですけれども、
もう一つの、もりを付けてどんと鯨を捕るといういわゆる近代商業捕鯨と言われる捕鯨方式を日本で初めてノルウェーから技術導入をして会社を立ち上げたところでございます。
したがいまして、古式伝統捕鯨から近代商業捕鯨まで様々な鯨に関する歴史、食文化を持っている国でございます。
今この商業捕鯨が禁止となっている中で何とか再開を目指して日本政府も長年取り組んできたところでありますけれども、
先般、南氷洋における調査捕鯨が大変残念なことに国際司法裁判所で違法だという判断が出て、南氷洋での調査捕鯨というのがしばらくできないという状況に立たされております。
ところが、これはあくまで南氷洋の調査捕鯨に関する国際司法裁判所の判断なんですが、
この判断を受けまして、日本のネット通販の最大手であります楽天が今年の四月一日付けで、楽天の上で鯨肉販売というもの一切まかりならぬという、そういう通達を出しました。
これはもちろんその運営会社が出すわけですから、もうそれに参加をしている企業は鯨の肉を出店できることはかないません。
あたかも鯨肉を扱うということが何かもう犯罪的行為であるかのような、そういう位置付けに今なってしまっているわけであります。
日本政府が必死になって長年この鯨の肉というものを、捕る方法も含めて正当性を訴えてきたのに、
一方で日本の企業がこういうような処置をとるということは、こんな会社が日本のネット通販の最大手であるということは本当に私は残念でならないわけでありますけれども、
食文化のまさに担当をしていらっしゃる林農水大臣に、この楽天が今回の国際司法裁判所の判決を受けて鯨類を扱うことを禁止したということに対して是非御感想を聞かせていただければと思います。