>>218

【図表1】依存性薬物の政策的な着地点(>>189参照)
http://iup.2ch-library.com/i/i1943361-1539693937.jpg

▼ 全面的禁止政策は、社会と使用者本人への害が大きい
▼ 酒、タバコのような完全な自由競争市場は、社会と使用者本人への害が大きい

▼ 一番害が少ないのは、厳格な合法規制である

タスクフォーが発表した自分たちの考え方を表しているグラフです。
これは、全面禁止の厳格な規制の下の社会で生活している日本人には、
ちょっ と分かりにくいグラフ です。

1937年以前、大麻規制が全くなかった時代 の社会に自分を置いてみなと、
よく 理解できないかなと思われます 。

カナダは、今回の合法化に関して、自分たちの取ってるスタンスは、
社会と健康に及ぼす影響が一番小 さい という立場を取っています。


これが 厳格な合法規制 をして、 法律の枠組みを決めて、その枠組みの中で
大麻を流通していく という という考え方です。

例えば自由競争市場の立場だと、フィリップモリスとか、 JTとか大企業が市場に
参入 してきて、テレビCM をたくさん打つ、街頭にも広告がいっぱい並んでて、
ローソンに行ったらどこでも大麻が買える状況が自由競争市場 。

そうなると、社会 に及ぼす影響は、かなり大きくなってくると思います。

今、お酒とたばこというのはマーケットを縮小 させていきましょうということで
動いているので、 酒たばこの方向性の方向性 と比べると、大麻合法化は逆の動きといえます。

全面禁止、自由市場とは反対にあるのは日本です。
全面禁止だと、闇市場がありすべて地下経済にお金流れます。

全面禁止している日本は大麻が1g当た り世界で最も高い金額売買きるとわれてます。
禁酒法時代に密造酒をつくったギャングが支配力をもった状況が全面禁止です。
社会的にも個人の健康にも害があったので禁酒法の試みは失敗に終わっています。

また、全面禁止にはもう一つ見方があり患者さんの目線で考えたとき 、大麻由来の
製品というものが全く手に届かないとう状況があります。

例えば 、小児てんかの患者に、カンナビノイド医薬品エピディオレックスが
他の国で承認されているに使えないという状況です。

患者んんの健康面で考えたときにも、全面禁止は悪影響が大きいです。

大麻合法化で世界的に知られているオランダは、大麻の少量所持では
逮捕しないとう非犯罪化、害削減ハームリダクション政策をとっています。

カナダの評価からみると、全面禁止よりも害は少ないけれど厳格な合法規制には
劣るとさています。