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WHO専門家委員会の最新報告書で、『運転のリスクのレベルは一般的に
アルコールほど高くはない』と言う結論が出ている。

【事前報告書】WHO:薬物依存専門家委員会(ECDD) 2018年6月4-8日
http://www.who.int/medicines/access/controlled-substances/ecdd_40_meeting/en/

・大麻影響下での運転

リスクのレベルは一般的にアルコールほど高くはない。

比較的低いリスクは、大麻使用者がその能力レベルを過大評価し、大麻が運転能力に
及ぼす影響を補うための戦略をとるためかも知れない。

対照的に、アルコール酩酊者は、障害の程度を過小評価する。

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大麻と交通事故の因果関係は確率されていない。
むしろ、大麻合法州の方が全米平均よりも交通事故死亡率が低い。

大麻合法化に否定的な人たちは、交通事故との関係を言うが、
相関関係は因果関係を意味せず、交絡因子の作用を無視している。

大麻と交通事故増加の因果関係を示す証拠は全くない。

大麻が合法化されても、交通事情に大きな騒乱は起こらない。
http://www.foxnews.com/health/2015/03/04/cannabis-moderately-impairs-driving/

アメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)は、1975年以降の大量のデータを収集し、
致命的な自動車事故や、薬物影響下のドライバーのデータをまとめ、
数十年にわたる研究の結果を、2014年11月に特別報告書で発表した。

NTSBの研究者は、大麻の活性作用が徐々になくなったあとも、
THCが長く人体に残存するため、血中濃度基準値が無意味であると認めます。

飲酒運転は、大きな変動性、大きな障害を示した。大麻喫煙者は控えめな障害を示した。

大麻は控えめに運転能力を損なう可能性があるが、アルコールおよび様々な処方薬は、
はるかに大きな障害、運動協調の喪失、および認識の減損を引き起こす。

これらの研究は、大麻が時間とともに国中で合法化されても、
交通事情に大きな騒乱を起こし得ないことを意味し得る。

しかし、大麻、飲酒、処方薬など、いずれも影響下での運転はお勧めしません。