0001みつを ★
2018/10/20(土) 05:24:43.93ID:CAP_USER9北海道地震の大規模土砂崩れ 特に地盤緩い斜面で発生
2018年10月20日 4時31分北海道地震
先月の北海道の地震で発生した大規模な土砂崩れについて専門家が調査したところ、地表付近に堆積していたのは、粒子の大きさが同じ、隙間の多い火山灰の層で、特に地盤が緩い特徴があったことがわかりました。
北海道の地震では厚真町を中心に土砂崩れが発生し、国土交通省によりますと、崩壊した面積は13.4平方キロメートルと、地震によるものとしては明治以降で最大だったことがわかっています。
土木学会北海道支部の調査団が詳しく調査したところ、大規模に崩れた斜面は、過去の樽前山の噴火でおよそ9000年前から300年前にかけて堆積した4つの火山灰の層で形成されていたということです。
さらに、これらの層は粒子の大きさが同じで、大小さまざまな粒子を含む層と比べて隙間が多く、特に地盤が緩い特徴があったことがわかりました。
こうした火山灰の層は、被災地だけでなく樽前山から東におよそ150キロの範囲に分布しているということです。
調査団の団長で室蘭工業大学大学院の木幡行宏教授は「被災地以外でも同じような被害が起きうる。近くに人が住んでいる斜面では、補強工事などの対策を早急に進める必要がある」と指摘しています。