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また戦後に成立した少年法が守るもう一つの盲点にも注目すべきだ
朝鮮朱子学的な道徳において上位の人間が何をやっても許されるという価値観もありえるため
政治家や権力者の子供は未成年時に問題を起こしやすい

例えば戦前法曹関係者の子供で不祥事がおきた際に本人の名前や親の職業がわかったなら
親は職を辞したり、場合によっては自殺ということさえあった

つまり失うものがある権力者である親ほど少年法によって利益があるということになる

難波大助の事件はまさに極端な事例ではあるが、少年法があることで情報を隠蔽し権力者の親も失脚せずにすむ仕組みとなっている

https://ja.wikipedia.org/wiki/難波大助
判決公判で難波は、「日本無産労働者、日本共産党万歳、ロシア社会主義ソビエト共和国万歳、
共産党インターナショナル万歳」と三唱して周囲を狼狽させた。難波の死刑は、同月15日に
市ヶ谷刑務所で執行された。25歳没。父の作之進が遺体の引き取りを拒んだため、無縁仏として埋葬された。

その際、難波の遺体を引き取りに出向いた自然児連盟の山田作松、横山楳太郎、荒木秀雄らアナキストが検挙された。

作之進は事件当日に衆議院議員を辞職した。息子の死刑執行後は山口の自邸の門に青竹を打ち、すべて
の戸を針金でくくり閉門蟄居して断食し、半年後に餓死した。