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カトリック教徒になろうとした昭和天皇
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51969028.html

昨年公開された『昭和天皇実録』は、あまり新事実がないという
評判だったので興味がなかったのだが、本書を読んで驚いたのは、
戦後に昭和天皇がカトリックに改宗しようと考えていた事実だ。
1948年には次期ローマ法王とされていたスペルマン枢機卿と面会し、
改宗について相談している(当時は単なる儀礼的訪問と発表された)。

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これは退位問題ともからんでいた。天皇自身は退位したいと考えていた
ようだが、皇太子が未成年なので摂政を立てざるをえない。しかしそれ
はむずかしいので、天皇は改宗して国家神道を捨て、戦争責任に決着を
つけようと考えたらしい。今でも日本の「保守派」には
天皇制=国家神道=靖国神社と信じている人が多いが、天皇は信じていなかったのだ。