安田さん「とんでもなくタフ」=長かったと友人の常岡さん

 シリアで拘束されていたとみられるフリージャーナリスト安田純平さんの解放の一報を受け、
友人のジャーナリスト常岡浩介さんは23日、「非常に過激なグループに捕らわれていたと聞いていた。
安田さんはとんでもなくタフなので参っていることはないと思うが、(拘束されていた)3年以上の時間は
本当に長かった」と胸をなで下ろした。

 常岡さんが得ていた情報によると、安田さんは2015年に消息を絶った当初、「規模の小さい地元の
暴力団のような勢力」に拘束され、その後国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」に身柄を移された。
さらに今春、ヌスラ戦線から分派したより過激な集団に引き渡されたという。
 常岡さんは、安田さんの拘束場所とみられていたシリア反体制派最後の拠点イドリブ県の情勢が
転機を迎えていたと指摘。「安田さんの状況もこれから動くとみていた。安田さんを拘束しているグループは
過去に人質を殺害したことはないとも聞いていたので、良い方向に動いてくれるかどうか気にしていた」と明かした。
(2018/10/24-00:36)
ttps://www.jiji.com/jc/article?k=2018102400005&g=soc

ISの通訳が友達か…