杵島郡内で女子中高生4人にわいせつ行為や卑わいな言動をしたとして、強制わいせつと県迷惑防止条例違反の疑いで送検された元鹿島署巡査の男性(24)について、佐賀地検は2日、不起訴処分とした。
地検は処分理由を明らかにしていない。

県警は8月、路上で中学生の胸を触ったとする強制わいせつの疑いで元巡査を逮捕、送検した。
釈放された後も任意捜査は続き、高校生2人に卑わいな言動をし、別の高校生1人の胸を触ったとする県迷惑防止条例違反の疑いで9月に追送検した。

元巡査は9月20日付で停職6カ月の懲戒処分となり、同日付で依願退職した。
事実関係を認め「若い女性の胸を触りたかった」と話していたという。
送検された4件の事件に強制わいせつ容疑が含まれていたが、地検は不起訴処分の罪名について4件とも県迷惑防止条例違反としている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181103-03297291-saga-l41