ソフトバンクグループ(9984)が5日発表した2018年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比8.2倍の8401億円だった。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)の株式評価益などが寄与し大幅増益となった。

売上高は6%増の4兆6538億円だった。ソフトバンク事業やスプリント事業、ヤフー事業などが増収だった一方、アーム事業は減収だった。営業利益は62%増の1兆4207億円だった。SVFの株式評価益のほか、英半導体設計アーム・ホールディングスの中国事業の非連結子会社化に伴う一時益の計上などが寄与した。

19年3月期の連結業績予想は開示していない。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2018/11/5 15:26
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL05HY3_V01C18A1000000/