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  > 運転士が安全装置を切ると、その情報が、
  > 運行を管理する指令に、伝わらないようになっていた。


    これ、厳密には「設計ミス」ではなく、
    現場の実装段階での「仕様変更」だろ。

   今回の事故に、直接かかわる話ではないし・・・。


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行政院(内閣に相当)の「事故調査小組(グループ)」は24日夜、
列車の速度を自動制御する『自動列車防護装置』(ATP)の停止について、
運転士が事故直前に「指揮所」に“報告”していたと発表した。

   調査小組によると、運転士は動力の異常を指揮所に通報。
   指揮所などと連絡を取りながら解決策を探り、
   事故前に「ATPの停止」を“報告”したという。

【『脱線事故の運転士は自動制御装置停止を“報告”と事故調』産経新聞】
https://www.sankei.com/world/news/181025/wor1810250026-n1.html


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ATPについては運転士が報告せずに切っても指令にその通知が届く様に、
通信装置が2010年に全列車に取り付けられていたが、
実装段階で指令員に使い勝手の悪さを指摘され、
当時入札中だった普悠瑪号のTEMU2000型には搭載しなかった。

https://www.ys-consulting.com.tw/news/80007.html


ATPを切ってでも運行を継続していたことについては、
故障が常態化していたこと、退職した運転士が「遅延時には、
運転士が指令からATPを切ることも含めた回復運転を図るよう、
日常的に要請されていた」「乗務時間と運行距離は点数として累積され、
一定点数に達すると報奨金が与えられるが、
一度の遅延で点数はリセットされていた」旨の証言をしている。

https://udn.com/news/story/11311/3443187

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