元暴力団員の男性ら3人の死亡に関与したとして殺人2件と逮捕監禁致死の罪に問われた韓国籍で無職陳春根被告(47)の裁判員裁判で、神戸地裁姫路支部(木山暢郎裁判長)は8日、無期懲役(求刑死刑)の判決を言い渡した。
1件の殺人罪を無罪と判断。
初公判からの実審理期間は207日で過去最長の裁判員裁判となった。

起訴状によると、実行役とされる上村隆被告(52)=殺人罪などで公判中=と共謀し、2011年に元組員の男性=当時(37)=を殺害したほか、10年には無職男性=当時(57)=を監禁して死亡させたなどとしている。
被告側が起訴内容の大半を否認し、審理は長期化した。

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