8日午前10時半ごろ、兵庫県宍粟市山崎町山崎の「山陽盃酒造」の酒蔵から火が出ていると、近隣住民の男性から119番があった。消防車8台約30人が消火に当たり、約1時間10分後にほぼ鎮圧された。宍粟署によると、近隣の3世帯6人が避難したが、けが人はいないもよう。同署が出火原因を調べている。

 同酒造は江戸時代の1837(天保8)年の創業。出火した酒蔵には創業初期からの築約150年の建物が含まれ、兵庫県から景観形成重要建造物の指定を受けている。同酒造は地酒「播州一献」で知られる。



神戸新聞NEXT 2018/11/8 12:25
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201811/0011801278.shtml