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全日空 規定時刻過ぎ飲酒の機長 諭旨退職の懲戒処分
2018年11月8日 21時33分

先月、乗務の前日に規定の時刻を過ぎたあとも酒を飲み続けていた全日空のグループ会社の機長について、全日空は6日付けで諭旨退職の懲戒処分にしました。

諭旨退職の処分を受けたのは、全日空のグループの「ANAウイングス」の40代の男性機長です。

先月、乗務の前日に沖縄県石垣市の飲食店で社内規定の時刻を過ぎたあとも酒を飲み続け、体調不良のため予定していた便に乗務できなくなりました。

全日空はこの男性機長について、6日付けで諭旨退職の懲戒処分にするとともに、全日空の役員ら2人を報酬減額の処分にしました。

パイロットの飲酒をめぐっては、日本航空の副操縦士も乗務前にロンドンで飲酒の疑いがあるとして警察に逮捕されています。

国土交通省は全日空と日本航空に対して、詳しい調査結果と再発防止策を今月16日までに報告するよう求めています。