フランス産ワインの新酒、ボージョレ・ヌーボーの解禁を前に愛知県の中部空港では、輸入がピークを迎え、貨物地区で税関による輸入検査が行われました。

「ボージョレ・ヌーボー」はフランス南部、ブルゴーニュのボージョレ地区で収穫されたブドウでつくられるワインの新酒で、ことしは11月15日に販売が解禁されます。

解禁を前に中部空港では、ボージョレ・ヌーボーの輸入がピークを迎えていて、8日は、貨物地区でフランスから到着した約1万1500本について、税関による輸入検査が行われました。

検査では、税関の検査官2人が、ワインのラベルと輸入元の会社から提出された申告書類を照らし合わせ、原産地や数量などを確認していました。

名古屋市内に本社を置く、ワインの輸入元によりますと、ことしは春先の雨や夏の日射量などがブドウの栽培に最適だったことから非常によいワインに仕上がっているということです。

輸入した会社の内田圭亮さんは「ことしのボージョレ・ヌーボーは、フレッシュで酸味もきれいにあるので秋の収穫物といっしょに楽しんでもらいたい」と話していました。

この会社では、輸入したボージョレ・ヌーボーを全国のスーパーや百貨店に卸すということです。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20181108/0001780.html