小中学校の敷地で喫煙、校長や教頭ら22人処分
2018年11月09日 09時12分

堺市教育委員会は8日、全面禁煙にしている市立小中学校の敷地内で喫煙したとして、
市立中学の校長や教頭ら4人を減給や戒告にするなど教職員計22人を処分した。

市教委によると、市立中の男性校長は2017年4月頃から18年5月まで、
校内で週の半分以上、昼休みの時間などに喫煙したという。
別の中学の男性校長も、教頭で赴任した15年4月頃から18年5月まで体育教官室でほぼ毎日、
始業前などに吸っていたという。2人はいずれも減給10分の1(1か月)となった。

ほかには、中学の教頭や教諭が戒告処分となり、小学校の校長らが厳重注意や所属長注意となった。

中学校で、教職員がたばこを吸っているとの情報が市教委に寄せられて発覚。
市教委が全教職員に広げて調査するなどして、他校の職員の喫煙も判明した。

中谷省三教育長は「二度とこのようなことを起こさないよう、指導を徹底する」とコメントした。

YOMIURI ONLINE
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