売上高にあたる売上収益は17%増の7903億円、営業利益は11%増の1335億円だった。国内の電子商取引(EC)事業は、売上収益が順調に伸びたが、配送費用などが重荷となり利益はやや伸び悩んだ。フィンテック事業は、クレジットカード「楽天カード」の手数料収入が伸びたが、西日本豪雨や台風など自然災害に対する保険金支払いが発生し、保険サービスでは営業損失を計上した。
2018年12月期通期の業績予想は開示していないが、市況の影響を受ける証券サービス以外の連結売上収益について、前期比2ケタ成長を目指すとしている。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL08HCC_Y8A101C1000000/