授業準備で大けが生徒側と和解へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20181109/1060003432.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

4年前、草津町の中学校で、当時1年の男子生徒が体育の授業の準備中に大けがをする事故があり、
町が生徒側に2000万円の賠償金を支払うことなどで和解することになりました。

草津町教育委員会によりますと、平成26年7月、町立草津中学校の当時1年の男子生徒が、
体育の授業でバレーボールをする準備をしていたところ、「ネット巻き器」と呼ばれる
金属製の部品が顔にあたり、数か所を骨折する大けがをしました。

教育委員会によりますと、町は生徒の家族から賠償を求められたことを受け、
ことし6月、裁判を行わずに話し合いでの和解を目指す
群馬弁護士会の紛争解決センターに申し立てを行っていました。
その結果、町が生徒側に対して治療費などとしてすでに支払った200万円余りに加え、
賠償金として2000万円を支払うほか、事故の再発防止に向けた取り組みを
町の広報誌に掲載することで和解することになり、8日、町議会で和解案が可決されました。

草津町教育委員会は、
「二度とこのような事故が起こらないよう、しっかりと対策を講じていきたい」
としています。

11/09 11:44