2019年10月から消費税10%に引き上げられる予定ではありますが、ちょっとした猶予なのか、軽減税率が導入され、一部商品は8%のママとなります。例えば、飲食料品はそのまま8%ですので、今までどおりの金額で購入できます。しかしここには落とし穴があり、外食の場合10%。つまりマックは10%になるのです。

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現状マクドナルドでは税込価格とされており、100円のハンバーガーは実質92円。これが10%であれば90円。2円の値引きとしなければなりません。が、しかしこれ実はテイクアウトをすれば「外食」になりません。つまり持ち帰れば8%になるのです。税込価格100円を成立させるのであれば、イートインは値引きをするという対応も考えられます。

100円(税込)
テイクアウト・・・92円(消費税:8円)=100円(税込)
イートイン・・・90円(消費税:10円)=100円(税込)

100円(税別)
テイクアウト・・・108円(消費税:8円)=100円(税別)
イートイン・・・110円(消費税:10円)=100円(税別)

価格を据え置くのであれば、マクドナルド側の負担が増える。
価格を変更するのであれば、客のクレームが発生し、客離れを起こす可能性も。

さぁ、マクドナルドなどの外食チェーンはこの問題をどうするのでしょう。

いっぽう、コンビニでイートインをした場合、これは10%になるようです。ただし基本コンビニでは「こちらでお召し上がりですか?」のお決まりフレーズはないので、レジでお持ち帰り処理をして、あとは客に任せるというスタンスと言う可能性もあります。

もしくはコンビニでも「こちらでお召し上がりですか?」のフレーズを徹底させるか。この辺はコンビニ業界のレギュレーションによります。

いずれにせよ、消費税10%により軽減税率が導入されることで、消費者は更なる混乱を生み、会計もより難解になることが予測されますので、この辺の明瞭会計させる仕組みが必要になってくるのかもしれませんね。

参照:国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/01.pdf

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