アメフト部主将ら逮捕 大麻所持疑い、追手門学院大

近畿厚生局麻薬取締部は9日までに、
いずれも追手門学院大(大阪府茨木市)4年で、
アメリカンフットボール部主将の直圭一郎容疑者(21)=大阪府茨木市=と、
境勘助容疑者(21)=堺市南区=を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。

大学によると、2人は友人で、境容疑者はクラブに所属していない。
聞き取り調査に対し、複数の部員が
「夏ごろから主将が大麻をやっていたのは知っていた」
「電話で違法薬物の取引とみられる話をしていた」と答えたという。
同部は6日から活動を自粛し、
所属する関西学生アメリカンフットボール連盟3部リーグの公式戦出場も辞退するとしている。

逮捕容疑は6日午後、直容疑者宅で大麻を所持した疑い。
麻薬取締部が家宅捜索し、大麻を発見。
8日に学内のアメフト部の部室も捜索したが、押収物はなかった。

川原俊明学長は9日に記者会見し「責任を感じており申し訳ない。
懲戒規定に基づき厳正に処分する」と述べた。
今後、全学生を対象にアンケートをするなどして再発防止に努めるとした。〔共同〕
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO3757965009112018000000?