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"Brain and Cognition" 誌に掲載されたインディアナ大学の研究によると、暴力行為が描かれたテレビ番組を好む若い男性では、脳の成熟度合いと実行機能(計画立案能力や、判断力、思考力、問題解決能力、注意力、感情抑制力など)が平均よりも劣っています。

暴力的な番組を観る時間が長い男性ほど、実行機能のうち注意力と認知コントロールのテストの成績が悪化していました。 研究者によると、注意力や認知コントロールは暴力などの衝動的な行動を抑えるうえで重要な能力です。

MRI スキャンでは、暴力的なテレビ番組を見ることの多い男性では前頭葉と頭頂葉とを接続する白質のサイズが小さいことが明らかになりました。 これはすなわち、脳の発達が未熟であるということです