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男子高校生自殺 第三者委で調査へ 宮城県教委
2018年11月10日 0時35分

仙台市の県立高校の男子生徒がことし8月に自殺したことを受け、宮城県教育委員会は年内に第三者委員会を設置し、調査を始める方針を固めました。

ことし8月、仙台市の宮城県工業高校1年の男子生徒が自宅で自殺し、遺族は「担任の行き過ぎた指導が自殺につながった可能性がある」として、宮城県教育委員会に第三者委員会を設置して調査するよう求めていました。

これを受けて県教育委員会は、年内に第三者委員会を設置して調査を始める方針を固めました。

県教育委員会によりますと、メンバーの半数は遺族が推薦する弁護士などが選ばれる見通しだということです。

また県教育委員会は第三者委員会の調査とは別に、来週、宮城県工業高校の教職員へのアンケート調査を行うことも決めました。

人格を否定する発言や威圧的な指導などを行ったり見聞きしたりしていないか調べる方針です。

宮城県教育委員会はアンケートの結果を基に教職員への詳しい聞き取りを行い、行き過ぎた指導がなかったか調査を進めることにしています。