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映画館に暮らす? 住まいもソーシャルの時代
2018年11月9日 20時14分

「“映画館付き”住宅が爆誕wwww-」 10月にオープンした賃貸住宅について、SNS上でこんな声が飛び交っています。といっても豪華な共有施設が自慢のタワマンではなく、ワンルームで家賃は6万円。今どきの賃貸住宅は暮らしながらみんなで楽しむ。キーワードはソーシャルです。(ネットワーク報道部記者 飯田暁子、伊賀亮人)

シアタールームの衝撃

スポットライトが照らす部屋に並ぶ本格的な映画鑑賞用のシート。150インチのスクリーンと7.1チャンネルのサラウンドシステムも備えられています。シアターの外には映画の感想を語り合ったら楽しいだろうな、と思わせるテーブルやソファーのほか、レストランのようなキッチンもあります。

実はここ、10月に埼玉県和光市に完成した123部屋がある賃貸住宅の共用スペースです。ホームページで入居の募集が始まると、SNS上には「やばい。こんな環境うらやましい。すてきすぎる」「これは住みたい!夢!」といった声が続々と寄せられています。

住居部分は約8畳一間の個室があり、キッチンやお風呂といった水回りは共用。家賃は管理費・光熱費込みで5万5000円から7万1000円です。

ということは、少し前から人気の「シェアハウス」の1つ? それにしても共用スペースが斬新すぎる!ということで運営会社に取材をしました。

ソーシャルアパート

運営会社の「グローバルエージェンツ」によりますと、「一軒家で共同生活をするようなシェアハウスと違って住民の居住空間が独立した個室になっていてプライバシーを保った上で、共用部分を充実させていることが最大の特徴」だそうです。

和光市の物件だけではなく、首都圏をはじめ全国に40棟、約2100戸の物件があるそうですが、すべてに映画館のような設備があるわけではありません。

例えば東京・二子玉川の物件では、自転車好きの人たちが建物の中に愛車を持ち込み、そのこだわりやツーリングの楽しさを語り合える共用スペースを設けています。
(リンク先に続きあり)

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